[ベトナム] 低予算でローカル企業はどうやって開拓すれば良い? 〜Webからターゲットリストを作成する方法〜

コストをかけずにローカル企業開拓をテスト的に始めたいのですが、

何か良い方法はありませんか?

日本人にはあまり知られていないですが、ベトナム現地のWeb検索をうまく利用すれば

コストをかけずにリストを作成することも可能です。

ターゲットリストを作成できる現地Webポータルサイト5選

ベトナム国内には現地企業向けのWebポータルサイトが存在していて、どのサイトでも企業名を含め、細かな情報が掲載されています。
日本人にとっては言語的に馴染みがないため、なかなかこれらのサイトに辿り着けないのですが、
これらを元にリスト作成し、営業活動に生かす企業も多くあります。

  1. Vietnam Business Directory
    https://www.vietnamyello.com/
  2. TRANG VÀNG VIỆT NAM
    https://www.yellowpages.vn/
  3. TRANG VÀNG DOANH NGHIỆP
    https://trangvangdoanhnghiep.vn/
  4. mã số thuế
    https://masothue.com/
  5. WE TODAY
    https://wetoday.vn/danh-ba-doanh-nghiep

ターゲットリストを活用するために

しかしながら、これらの企業情報はあくまでWeb上の情報であり、不正確な情報も多くあります。
営業効率を上げ、成果に繋げるためのターゲットリストを活用する手法を簡単にご紹介します。

  1. ターゲット像を明確にする
    ターゲティングの考え方の基礎としては、ABMやSTP分析を活用いただくのが良いです。
    ABMとは、自社のターゲットとしたい企業の「業界」「企業規模」や営業相手の「職種」「役職」などを元に顧客リストを面で攻略していく手法です。
    STPとは、セグメンテーション(市場細分化)、ターゲティング(狙う市場の決定)、ポジショニング(自社の立ち位置の明確化)の3つの英単語の頭文字をとって名付けられた分析の手法です。
  2. リスト情報の管理を徹底する
    エクセルやスプレッドシート、或いはCRMなどを用いて積極的にリストをデジタル化し、活動履歴を残しておくことをお勧めします。
    自社の誰がどの企業にいつどんなアプローチをしたのか?が分からずに営業活動を続けてしまったことで、ターゲットにアプローチしにくくなってしまい、せっかく集めたリストが無駄になるケースも多いです。
  3. インサイドセールス活動を行う
    インサイドセールスとは、デジタルを駆使して相手へ営業活動を実施することを指すのです。
    集めたリストへDMやメールマーケティングを行うだけでなく、テレマーケティングを行うことで営業効率を上げていくことが可能です。